院長ごあいさつ・
スタッフ紹介
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脇本 博

院長 脇本 博

1973年 岐阜大学医学部卒業、大阪大学産婦人科教室入局
1980年 米国国立衛生研究所(NIH) Postdoctoral Fellow 
1983年 大阪大学産婦人科
1984年 府立母子総合医療センター産科
1985年 大阪大学産婦人科文部教官 助手
1987年 愛染橋病院産婦人科 部長 
1990年 大阪大学産婦人科 非常勤講師兼任
1992年 脇本産婦人科 副院長
2002年 同 理事長

産婦人科専門医/麻酔科標榜医/母体保護法指定医/医学博士

もしあなたが双子兄弟であったなら、お母さんのおなかのなかで双子がお話ししていることを想像してみませんか?

妊娠週数を経るに従い、
「お互いに大きくなったな。」
「君は僕の上に乗っかているから、僕は苦しいよ。君の体重がだいぶ増えて来て居るんだもん。」
そういうと片一方が
「僕だって君の上に乗っかっているから楽だなんてもんじゃないよ。天井がつかえて、頭が当たって、痛いし、首が動かせないんだ。君が動けば、僕の首はねじ曲げられるんだ。そう動かないでくれよ。」
「じゃこれから外へ出ていこうか?」
「だけどどこから外へ出るんだ?」

双子兄弟

「君の下の方に小さい穴があるじゃないか。そこを広げて出て行こうよ。」
「あの狭い産道を通って出てゆくのは恐いな。」
「外へ出るとしても、外はどんなんかな?」
「ここはあまりにも狭くて窒息しそうだ。」
「外は様子が分からないから心配だし、お互い窮屈でもここで多少我慢しようか?」
「このままおなかのなかにいるほうが、慣れていて居心地が良いし、それに恐いから外へ出ていきたくないなあ!」
「これからどうなるか分からないとこへ出ていくよりも、ここで二人で一緒に居ようよ。」
と話しあっていました。

でも、予定日近くになると、陣痛が始まって、暗くて狭い産道へ押し出されてしまいます。圧迫によって胎盤から胎児に充分な血液が行きません。
出産の時どの赤ちゃんも心音が落ちます。産道を通る時は苦しいです。胎盤の働きが悪ければ、酸素不足にになって胎児は仮死状態になってしまいます。
胎盤はとても重要な胎児の生命維持装置です。胎児はこの生命維持装置のおかげで、1日かけて狭い産道を通過して生まれてきます。

さてどうでしょうか。おなかのなかの双子の会話は、今生きている私達と全く一緒ではありませんか?

生を知らない胎児は、死を知らない私達と同じです。
いつも赤ちゃんの誕生に立ち会っている私は-愛-結婚-妊娠-出生-死-のサイクルを考えてしまいます。

生まれる前の記憶があるのでしょうか?
あなたはお母さんのおなかのなかから外の世界をみていましたか?
外の音がきこえましたか?お母さんやお父さんが胎児のあなたに語りかける声がきこえましたか?
おなかのなかにいたときのあなたの記憶は、誕生してからはすっかり失ってしまったのでしょうか?
それとも全く外の世界の雑音はおなかのなかには入ってこなかったのでしょうか?
人は死んだらどうなるのでしょうか?魂は残るのでしょうか?
死ぬのはこわいですね。でも生を受けた以上、年を取ったら死を受け入れなければなりません。愛してくれている人がそばで手を握って励ましてくれても、孤独で怖いですね。

赤ちゃんはすでにその寂しさを乗り越えて、狭くて暗い産道を一人で旅して生まれてくるのです。
お産の経過中、女性も命がけです。元気な赤ちゃんの産声を聞いて、女性も母として新しく生まれ変わるのです。
こう考えてくると生も死も次元が異なるだけの話しで、質的には同じものかも知れないと言うことを赤ちゃんが教えてくれているような気が致します。

院長 脇本 博


脇本 博

副院長 脇本 剛

弘前大学医学部卒業、関西大学文学部卒業
産婦人科専門医、生殖医療専門医、麻酔科標榜医、母体保護法指定医
新生児蘇生法専門コースインストラクター
ALSOインストラクターキャンディデート

出産時にお会いできることを楽しみにしています!

はじめまして、副院長の剛です。
周産期センターや体外受精専門施設で研鑚を積んでまいりました。
いまも休診日には地域の周産期センターへ帝王切開の指導に行っております。
不妊治療から出産まで一貫した診療体制を維持するため平成29年より当院で勤務しており、ほぼ全ての採卵、胚移植、当院で不妊治療された患者さんの出産に立ち会っています。

0.1mmの受精卵から身長50cm・体重3000gの元気な赤ちゃんになるまで見守ります。
最近は不妊治療の患者様が多く、全ての妊婦健診に関わることが難しくなっていますが、出産時にまたお会いできることを楽しみにしています!

副院長 脇本 剛


その他の医師

●細見 麻衣(非常勤:火・水・金担当):産婦人科専門医、母体保護法指定医

●脇本 裕(非常勤:月・木・土担当):産婦人科専門医、生殖医療専門医、がん治療認定医、医学博士

●甲斐 昌彦(非常勤:新生児健診担当):小児科専門医、新生児蘇生法専門コースインストラクター